【小説家になろうオススメ】114.転生に失敗した古の大魔導師は宿った少女を育て最強へと導く～おじいちゃんに教わった古代魔法で立派な聖女目指してがんばります！～
今回は女主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公最強、恋愛要素は現状ありません。
No.114 転生に失敗した古の大魔導師は宿った少女を育て最強へと導く～おじいちゃんに教わった古代魔法で立派な聖女目指してがんばります！～
作者
アル 様
あらすじ
燃える森、赤く染まる夜空、轟く鬨の声、響く軍勢の足音。
喧騒から離れ、世捨て人として隠居していた稀代の大魔導師が異変に気付いた時には、四方を囲まれてしまっていた。
もはやこれまで、逃げ道なしと行うは「転生の禁術」。
現世を離れ、次世で再び英知を極めんと、躊躇なく実行した禁術により大魔導師の魂は未来へと飛んだ。そして、目が覚めると……幼い少女になっていた！
しかもこの少女、とてつもない魔力を秘めており、大魔導師が唯一使えなかった回復魔法の才能までもっているではないか。禁術は大成功……と思いきや、なんと少女は災害に巻き込まれ死に瀕していながらも、まだ意識があったのだ。
「死にたくない」という少女の願いを聞き届け、窮地を救う大魔導師。結果、少女の魂は残ったまま。
転生は失敗し、１つの幼い体に少女の魂と大魔導師の魂が同居する事態となってしまった。頭の中に声が聞こえると不思議がる少女に、どうとでもなるじゃろうと楽観的な大魔導師。
ところが、少女といろいろと話していると「紋章」やら「神聖魔法」やら「オリファス教」、はては「魔王」などなどなど。
大魔導師が知らない事柄だらけ。これはおかしいと確かめてみれば、なんと前世からとんでもない年数が経過していた！
さらにこの少女、オリファス教会が誇る養成機関の新入生で聖女候補生だった！？
これは、聖女を目指す少女と、暖かく見守りながら少女を最強へと育て上げる古の大魔導師による、成長と救世の物語である。
出典:本小説あらすじより
感想
土砂崩れに遭遇し死にかけていた主人公の少女に取り憑いた古の大魔導師の教えを受けて、彼女の夢である聖女になるために頑張る物語です。
孤児院で育った主人公は周囲を助け困っている人を救うおとぎ話に登場する聖女に憧れを抱いていました。
そしてそのための第一歩を踏み出し、事故には逢ったものの運良く一命を取り留め、古の大魔導師のお墨付きも頂いて本格的に勉強を始めていきます。
古の大魔導師が行った転生の魔術の依り代となるものの条件が膨大な魔力を持つことであったので主人公の魔力は世界でも屈指だと思われます。
そして主人公は魔力を多く持つ者が国中から集まる最高峰の学園で魔力値トップで入学して色々な勉強していくことになります。
主人公は素直で純粋に他人の幸せを願うことができるとても清い心の持ち主です。
そしてそんな主人公であるので学園でも多くの友人を得て、古の大魔導師からも気に入られて魔術を教えてもらう、それは充実した学園生活を過ごしていきます。
しかしそれでも裏には不穏の影もあってただ平和な物語というわけでもありません。
聖女の存在を求める程度にはその世界には闇があって、この闇に主人公がどう関わっていくのか。ここら辺はまだまだわからず楽しみな部分です。
聖女に憧れ聖女になることを夢見る少女が本物の聖女になるために戦う物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
女主人公
聖女
宗教
