ドンキーの部屋

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【小説家になろうオススメ】111.異世界修行生活 〜異世界転移したと思ったら日本の病室でしかも全身麻痺に絶望だったが、異世界と往復できるらしい。異世界で最弱だが、病室だと魔法が無限に使えるので修行し続ける〜

今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公最強、異世界と行き来ありです。

No.111 異世界修行生活 〜異世界転移したと思ったら日本の病室でしかも全身麻痺に絶望だったが、異世界と往復できるらしい。異世界で最弱だが、病室だと魔法が無限に使えるので修行し続ける〜

作者

橋下悟 様

あらすじ

ある日交通事故に遭い、異世界へ転移する。
異世界では何のチート能力も無い。
現代の日本人として生きてきた狭間(はざま)の肉体能力は一般人以下、魔力に関しては幼児並だ。

異世界で1ヶ月ほど過ごし、目を覚ますと何故か病室にいる。
身体は動かず、感覚も無い。
異世界へ転生したのでは無かったのか?
異世界での1ヶ月は全て夢、自分の妄想だったのか?

そんな、失意の中異世界で唯一習得した【炎魔法】を一心不乱に撃つ。
病室が炎に包まれ、意識を失う。
目を覚ましたとき、そこは再び異世界だった……

異世界と日本を往復し、日本でも魔法が使えることを知る。
この異世界では、空気中の魔素によりMPが徐々に自然回復する。

それに対し日本では、誰も魔法が使えないため空気中に魔素が充満していた。
MPが常時回復。
常に全快だ。
全身麻痺で身体は動かないが、魔法だけは無限に使える。
無限に使える魔法で、魔法とMP強化を続ける。

寝たきりの状態をなんとかするために、【回復魔法】の習得を目指す修行が始まる。

出典:本小説あらすじより

感想

日本で交通事故にあい、四肢麻痺となった主人公が日本と異世界を行き来して活躍していく物語です。

この物語における魔法は使えば使う程に成長していくのですが、魔法を使えば魔力を消費しそれが回復するまでは新たに魔法を使うことはできません。
そのために主人公は異世界において魔法の鍛練を積もうにも魔力の最大値が低く、ろくに訓練もできずに思い悩んでいました。
そんな時、夜になり異世界の宿で眠ったはずが目覚めてみれば日本の病室で身体も動かせない状態でベッドに寝かされていたのです。

それから色々あって日本では魔法を制限なく扱えることに気がつき、この特性を使って回復魔法を鍛え、自身の身体を治して日常生活に復帰しようという目標ができます。

物語の展開としては日本パートはさらっとこんな鍛練を積んでこのくらい能力が成長しましたと示し、それを異世界で発揮して主人公を見下していた者を見返して周囲を驚かせていく小説家になろうらしい小説です。

主人公にははっきりとした目標があるので物語にブレが生じることはなく、周囲に流されない主人公は頼もしい存在でした。
ただ、日本の場面は修行パートとして扱っているので主人公の身体が治ったときがこの物語が終わるときであり、主人公がだいぶ力を付けた今でも治る気配もなく、作者様の主人公の身体を治したくないという思いが物語に漏れてきていて少し残念でもありました。

身体が治ってからも書き続けるとしたら日本側の設定を大きく書き加える事になり、それも中々手間だろうなと思います。

小説家になろうでは私の予想通りに進むこともありますが、それ以上に予想を大きく超えて来ることが多いのでこの先の展開がとても楽しみです。

日本で四肢麻痺となった男が送るチートな物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
男主人公
主人公最強
積み重ね

その他

更新停止中
文字数 600,063文字

小説リンク

こちら

今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp