【小説家になろうオススメ】129.百 万 回 は 死 ん だ ザ コ
今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。
No.129 百 万 回 は 死 ん だ ザ コ
作者
zorsq 様
あらすじ
リスポーンするタイプのザコ。それがオレだぜ。
出典:本小説あらすじより
感想
死ぬ度に盗賊として生まれ変わる男が主人公の物語です。
主人公は盗賊の能力を逸脱した強さは所持しておらず、事ある事に死にます。そして記憶を引き継いで新たな盗賊として生まれ変わります。そしてスタートの悪条件もありすぐに死ぬ。それを繰り返していきます。
そして1つの重大な要素として、10回リスポーンすると記憶がリセットされ、心の奥底に刻み込んだ何か以外はまっさらになります。本当にキッカリ10回でリセットされるのかは作中でも明言されていませんが少なくとも主人公はそう認識しています。
それから主人公は盗賊に転生してしまうだけの善人であることも忘れてはならない重要な要素でもありますね。
そしてこの小説は、死んでは生まれ変わり、その都度歴史にも残らない物語を紡いできた主人公の新しい冒険の物語です。
この時代での人々との繋がりや彼らの想い、思惑が交錯して謎が謎を呼ぶ展開へと発展していきます。
私は考察などは苦手で、最新話付近でやっと謎が明かされつつあるのにも関わらず、ハテナがいっぱいで答え合わせが待ち遠しいです。
設定が練り込まれていて登場人物たちにもそれぞれ個性や考えがあるので、軽く深みのある小説を読みたい方には是非おすすめします。
自称100万回は死んだザコが精一杯生きてあっさり死ぬ、無念無念の物語り。少しでも興味を持ってもらえたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価C
男主人公
ザコ
リスポーン