【小説家になろうオススメ】109.無職マンのゾンビサバイバル生活。
今回は男主人公のゾンビパニックを紹介します。主人公は最強でマイペースです。
No.109 無職マンのゾンビサバイバル生活。
作者
秋津モトノブ 様
あらすじ
とある地方都市に住む主人公。
彼はいろいろあった結果無職になり、実家に身を寄せていた。
持ち前の能天気さと外面のよさにより、無職を満喫していたが、家族が海外旅行に出かけた後、ふと気が付いたら町はゾンビまみれになっていた!ゾンビ化の原因を探る?
治療法を見つけて世界を救う?
そんな壮大な目標とは無縁の、30代無職マンのサバイバル生活。
煙草と食料とそれなりに便利な生活のため、彼は今日も町の片隅をさまようのだ!
え?生存者?
・・・気が向いたら助けまぁす!※淡々とした探索生活がメインです。
※残酷な描写があります。
※美少女はわかりませんがハーレム要素はおそらくありません・・・あるかも???※主人公は正義の味方ではありません、思いついたまま好きなように行動しますし、敵対者は容赦なくボコボコにします。
※第一部『地方都市探索編』完結!
第二部『県庁所在地遠征編』完結!
現在、第三部『牙島激闘編』準備中!!
出典:本小説あらすじより
感想
実家暮らしをしていた無職の主人公が、両親が旅行に出かけつかの間の一人暮らしを満喫していた時に町にゾンビが溢れ、終末世界を生き抜くことを余儀なくされる物語です。
主人公は生存能力がほどほどに高く、ゾンビが溢れる世界もひとりで生きていく分には問題もありません。
町を徘徊するゾンビを警戒して隙を窺いながら物資の調達に出かけ、どうしても邪魔なゾンビに対しては不意をついて行動不能にする精神的な強さも持っています。
そしてある程度の地盤が整い、行動範囲を広げていくうえで多くの生存者と関わり、時には救い、時には殺す。絶対的な正義ではなく自分優先で余力があれば人助けも行う。
ここら辺に主人公の人間性が出ていました。
主人公の敵はゾンビだけではなく人間もそこに入ってきて、このような物語では定番かも知れませんが、特に人間との関わりに緊張感があって面白かったです。
そして物語が進むなかでヒロインのような存在も出てきて、独りで生きていけるように見えた主人公も人との関わりを求めていて、隣に女性を置いておきたい心理が、この物語には不純物だったとしてもこれを避けては通れないだろうなとも思いました。
世界にゾンビが溢れインフラが破壊された日本で、それでも生きていくことを決意した男の物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
男主人公
主人公最強
ハーレムあり