ドンキーの部屋

『小説家になろう』のおすすめと『中医学』に関するあれこれを紹介します

【小説家になろうおすすめ】50.異世界の魔導士、現代へと転生ー家族が幸せになる為には手段は選びませんよ

今回は女主人公のローファンタジーを紹介します。異世界から日本へ転生、主人公は子供です。

No.50 異世界の魔導士、現代へと転生ー家族が幸せになる為には手段は選びませんよ

作者

南辺万里 様

あらすじ

異世界の魔導士が現実世界へと転生。
悪意が蔓延する世界で、新たな家族と共に幸せを目指して頑張るお話です。
異世界で身につけた魔法、魔道具を駆使してあくまで家族と自分の幸せのために、そもそも魔導士なんて自分勝手な人ばかりですから。
でも、こっちの世界でも魔法を使う人達が出て来て大騒ぎ。
意地でも平穏な生活を勝ち取るよ!

出典:本小説あらすじより

感想

異世界で一角の魔導士だった主人公が日本に転生し、悪意溢れるこの世界でまずは家族を守っていこうと奮闘する物語です。

主人公は生まれた時から前世の記憶がはっきりしていたけれど魔法は使えず、しかしそれでも目が見えない時から世界に満ちる悪意には気が付いていたので、もどかしさを抱えながら成長します。
そして2歳になって魔法を使えるようになっても、2歳児が前世のように魔法を使えるはずもなく、出来ることからコツコツとやっていきます。

物語が始まるのは主人公が5歳のとき、この段階で出来ることは小さくともしっかり家族を守っていて、魔法を使うために必要な触媒をどうやって調達するか、おこづかいと相談しつつ頑張っています。

小説タイトルにもあるように主人公は手段を選びません。ただしそれは手を出してきた者には百倍返しとかそういうことではなく、主人公の出来ることが限られているからこそのソレであり、主人公無双ノンストレス物語を求めている人には少しもどかしいかもしれません。その分そうでない方は充分楽しめるかと思います。

この小説は既に完結していて文字数も50万字越えと読みごたえもバッチリ。ラストはここで終わってしまうのかと少し残念な感じもしましたが、それもこの小説を楽しめていたからこそだと思います。

日本に転生してきた異世界の魔導士が家族を守るため奮闘する物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
女主人公
主人公奮闘
家族を守る

その他

完結済み
文字数 545,063文字

小説リンク

こちら

今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp