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【小説家になろうオススメ】49.現代でモンスター駆除業者をやってたら社長が赤字を何とかするために無理をしたせいで社員のほとんどが死んだからずっと一人で仕事をしてたら凄いことになりました

今回は男主人公のローファンタジーを紹介します。主人公最強、ハーレムありです。

No.49 現代でモンスター駆除業者をやってたら社長が赤字を何とかするために無理をしたせいで社員のほとんどが死んだからずっと一人で仕事をしてたら凄いことになりました

作者

gulu 様

あらすじ

現代において原因不明の外来異種…モンスターが発生するようになった。
世界の救済、希望を絶やさぬ戦い、血なまぐさい生存戦争…なんてものは無く、その脅威は生活レベルにまで落とされている…。
しかし人の営みも仕組みも変わることはなく、新たに外来異種を駆除する業界が生まれた。
新たな業界、業者が出てきたのであれば新たな経済も発展するが…それと同時に馬鹿なことをする人間も数多く出てくる。
赤字が続いた業績をなんとかすべく、無茶な仕事を請け負って大変な事故や人災が起こることもしばしば……。
主人公の荒野はその会社の数少ない生き残りであり、会社が潰れてからはずっと一人で駆除をこなし続けている。


出典:本小説あらすじより

感想

モンスターが溢れかえりそれが日常の一部にまで落とし込まれた日本で、モンスター駆除業者の社員として働いていた主人公。彼は、彼が勤めていた会社が無茶な仕事により壊滅し、培った技術を生かして個人事業主として生計を立てていきます。

主人公のモンスター駆除能力は相当なもので、対処が難しい案件は彼に任せれば何とかなるという安心感があります。
そしてその能力を生かしてピンチに陥った女子高生を複数人助けて彼女たちから好意を持たれます。おじさんが女子高生を囲うハーレムものです。

当然モンスターが日常の一部となった世界ですので同業他社も存在します。その中でもよく関わることになる人物が、能力もさることながら性格もよくて顔も良い、そして彼女がいる好青年です。しかしこんな主人公属性てんこ盛りな彼ですが世界には愛されていません。どうしても主人公の引き立て役の立場から抜け出せず、そこが少しもったいない感じがしました。
青年自体は充実した生活を送っていますし、これは彼の物語ではないので仕方のないことなのは重々承知しています。
それでも主人公と周りの男たちとの関係はとても自然で心地よく、常に命を懸けて戦っているからこそ醸し出される仲間意識や心を許している感じが、主人公の心が安らいでいる感じがこれもまた良いです。ただ自己評価が低すぎるのが主人公。おっさんかと思ったら意外と若かったりもしました。

モンスターが溢れる日本でその駆除を生業とする主人公が送る命を掛けた生存競争。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
男主人公
主人公最強
ハーレムあり

その他

不定期更新
文字数 631,918文字

小説リンク

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今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp