【小説家になろうオススメ】64.異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。～ルゥと幸せの島～
今回は女主人公のハイファンタジーを紹介します。異世界転生で主人公最強。ほんわか日常の物語です。
No.64 異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。～ルゥと幸せの島～
作者
りん 様
あらすじ
群馬県の田舎で祖母と二人で暮らしていたルゥ。祖母が亡くなりひとりぼっちになったルゥは川で溺れた近所の子を助け、気づくと異世界の常夏の島で赤ん坊になっていた。目の前には明らかに肉食の魔族。わたし食べられちゃうの……？ しかし、なぜか魔族達から溺愛されることに。異世界最恐と誰もが震え上がる「じいじ」はルゥをどこまでも甘やかし、顔の怖さ異世界一の「パパ」はオークなのにガーデニングが趣味でピンクのほっぺたがかわいい泣き虫。「ママ」はハーピー族最高の戦士だけどツンデレ!? ルゥは凶悪な魔族相手に「かわいい！ モフモフしたり肉球をプニプニしたい」という衝動に駆られる日々を過ごす。そして、それに狂喜乱舞する魔族達。次々増えていく魔族の家族をすんなり受け入れるルゥ。それは群馬で屈強な「おばあちゃん」に育てられたからだった。ルゥと魔族の家族、そして島に遊びに来る魔族達とののんびり異世界ライフ（時々バトル）の物語。
出典:本小説あらすじより
感想
これは異世界に転生した主人公が周りの人達に可愛がられながら送る日常がメインの物語です。
主人公は魔王の娘として異世界に転生して、魔王に恩のある魔族達に乳児期から面倒見てもらいます。
魔族たちは初めは義務感で、魔王に恩返しのつもりで育てていたいたのですが、主人公の愛らしさにやられて愛情を注いで全力で主人公を守ってくれていました。
そしてそんな主人公を面倒見てくれた魔族には、心優しく争いが苦手なオークのパパと、ハーピーの中で最も強い戦士にして主人公への愛情が天元突破したママ、そして海において最強を誇るカエル人のじいじがいました。
この3人の家族と主人公による日常がほんわかしていて最高に和みます。
そしてそんな日常を破壊しに、魔王とは敵対していた魔族や人間が主人公の元へ押し寄せてきます。
この物語は日常がメインの割には結構血が流れて多くのヒトが死にます。しかし物語が鬱展開へと舵を切ることはなく、主人公の万能性を持って無理やりハッピーエンドへと導いてくれます。
そうであるので、鬱展開や重たい話が苦手な人、可愛い女の子が楽しく生活している姿を見たいにとには強くおすすめできる一作です。
ただ王子様が主人公に惚れて、あれやこれやで関わって来るのでそういうものが苦手な人はあらかじめそれがあるとだけ知っておいていただきたいです。
異世界に転生した主人公が魔族達に可愛がられて楽しく幸せに暮らす物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
女主人公
溺愛
人外家族
