【小説家になろうオススメ】59.異世界のヤツらに情報を制するものが世界を制するって教えてやんよ！
今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。異世界転生で主人公最強です。
No.59 異世界のヤツらに情報を制するものが世界を制するって教えてやんよ！
作者
新開コウ 様
あらすじ
神様の手違いによる死によって、農民の子として異世界に転生した主人公『セイ』。
神様からお詫びとしてもらった、世界のあらゆる情報を手に入れることができる意思を持った能力『アカシャ』と共に、２度目の人生を自由に生きていく。
家族や友人の危機、敵の情報、魔法の使い方、伝説の武具の在り処、商売、病気や怪我の治療法、戦争、ありとあらゆる情報を制してセイは成り上がる。
だが、異世界でも上には上がいて、どんなに強い力を持っても全てが思い通りになることはない。
ときには悩み苦しみながらも、セイはアカシャや仲間と、望む未来に向けて進んでいく。そして、いずれ世界も知ることになる。
情報を制するものが、世界を制するのだということを。出典:本小説あらすじより
感想
神様の手違いで死んでしまい、お詫びにチート能力をもらって異世界に転生するテンプレなろう小説です。なのでそういうものを純粋に楽しめる方におすすめの作品です。
物語の展開もテンプレ満載です。そうではあるのですが、ここで生きてくるのが神様からもらった、知りたいことを何でも知ることができるというチート能力です。この能力はパッと思い付くだけでも様々な利用方法があると思うのですが、悪用をしたら天罰を下すと言う神様の言葉があって能力の使い方にある程度の制限がかけられています。
ただ神様基準の悪用がどういうものを指すのかはわかりませし、少なくとも主人公が個人の欲望を満たすために使う分には問題ありませんし、この制約が主人公の行動を制限することがないのも事実です。そしてこの物語はご都合主義で進行するハーレム作品でもあるのであっさり読みたい方には安心できる要素だと思います。
ただそれでも、何でも主人公の思い通りに物語が展開するわけではありません。能力は最強に近いのですがこの能力を扱うのはただの人間で思考能力もそれに準ずるものしか持っていない普通の人間だからです。
タイトルにもある情報を制するというのも、情報を知ることはできても制すことができない主人公が多くの失敗をしていずれ制すことができるよう精進を怠らないと、そういう決意表明なのだと、そう思います。
異世界転生した主人公が情報を得るというチート能力を使って送るなろう的物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
男主人公
チート能力
イキり系主人公
