ドンキーの部屋

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【小説家になろうオススメ】45.超絶勘違い物語【デュアルミッシュ】俺はゲーマーで私達は異世界人 やけにリアルだなこのゲーム / 何でこいつ片言なの?

今回は男主人公のローファンタジーを紹介します。ハーレムあり、勘違いありです。

No.45 超絶勘違い物語【デュアルミッシュ】俺はゲーマーで私達は異世界人 やけにリアルだなこのゲーム / 何でこいつ片言なの?

作者

流体紀行 様

あらすじ

勘違い数NO1。地獄のような誤解ラッシュが始まった。ゲーム大好きだが金がない。そんな高校生、最上一郎は今日も今日とて中古ソフトコーナーを物色していた。そして見つけた一本の激安ソフト『デュアルミッシュ』。だがそのゲーム──

「何だこれ!?10円なのに滅茶苦茶リアルじゃねえか」

”何でコイツ片言なの!?”

普通じゃなかった。彼の操るプレイアブルキャラクター魔王サブサブロの裏側にはゲームとは思えない世界が広がっていて……。

唯のゲームだと思い込む一郎と住人達の勘違いが始まった。そしてそこで織りなされる勘違いというドミノは架空だけに留まらず現実も含め様々な人たち/魔物達を巻き込み、縁の無かった者同士を結んでゆく。勘違い製造機と化した一郎とサブサブロが辿り着くその先にあるものとは。

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出典:本小説あらすじより

感想

ゲーム好きの主人公がゲームショップで買ったのはVRゲームが主流になった現代ではレトロゲーに分類される10円で投げ売りされていた物でした。
製作会社の名も製作者の名もない、いかにもつまらなそうなゲームも所詮10円。主人公は期待せずに始めたゲームにドハマりします。
この物語は主人公視点だけでなく、ゲームの中のキャラクター視点で語られることも多くあり、主人公の感覚とキャラクターたちの思いの差異が面白いです。プレイヤーとキャラクターじゃそりゃそうですよね。

この物語の第1章はすれ違いの地盤を造るための地ならしで、読者への状況説明の部分が強いです。単純にゲームとしてプレイしている主人公がとても楽しそうです。

そして2章から本格的にすれ違いが始まっていくのですが、これはまあ今後に期待といった感じです。
2章からは現実世界にも舞台が広がって物語の世界は一気に開けるのですが、作者様はタイトルにもある通り勘違いをどれだけ広げ、どれだけ複雑にすることが出来るのかに挑戦していて、結構強引な展開も散見されるようになっていきます。当然確認すべきところを確認しなかったり、ツッコミ待ちかなと思うくらい理解不能な行動に出たり。ただこれは作者様の表現力が増し、必要な説明をしていらない説明を省けるようになれば大いに改善される部分なので、読者としては作者様が飽きないように応援し続けるだけです。
当然私に物語を作る能力などなくただ読ませていただいているだけなので小説家になろうの作者様方には感謝しかありません。文句などあろうはずも無いです。

最後にこの物語には現実世界でのハーレム展開が用意されているのでそれも読む読まないの判断材料として大きいのではないかと思います。

ゲームショップで安売りされていたゲームを買ったら想像以上にすごいもので、周囲に勘違いを撒き散らす主人公とそのプレイキャラクターの物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
男主人公
ハーレムあり
勘違い

その他

1日2回更新
文字数 229,175文字

小説リンク

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今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp