【小説家になろうおすすめ】44. 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
今回はアニメ化もしている女主人公のVRMMOを紹介します。主人公最強、周りも最強です。
No.44 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
作者
夕蜜柑 様
あらすじ
本条楓は、友人である白峯理沙に誘われてVRMMOをプレイすることになる。
ゲームは嫌いでは無いけれど痛いのはちょっと…いや、かなり、かなーり大嫌い。
えっ…防御力に振れば痛みが軽減される？
じゃあ振るしか無いよね？よね？
ガッチガチに防御を固めて、いざ出陣！
出典:本小説あらすじより
感想
VRMMO初心者の主人公が痛みを感じるのが嫌だからといって、防御に全ステータスを振ることで始まる主人公無双の物語です。
普通ならは防御に極振りなどしたら攻撃力は最低だし、移動速度や攻撃速度も最低になってしまうはずなのですが、ゲーム内の称号システムによってそのデメリットを尽く覆し、最強の存在へと成り上がっていきます。
この成長速度がとても気持ち良くて次はどう強くなるのか、この次はどうなるか。際限がなくて、主人公の強さを周囲に示す場もしっかり用意されているので彼女の活躍をたっぷり楽しむ事ができます。
そしてこの小説に欠かせないもうひとつの要素が主人公の親友であり、ゲームがとても上手い相棒の存在です。
彼女は主人公とは違って反則級のゲームシステムに助けられた能力は持っていないのですが、素早さ特化で両手に短剣携えて、相手を避けては切り刻ざむ。この素の能力がとてつもなくて、チートな主人公に肩を並べる強者になっていきます。
主人公はゲームをほんわか楽しんでいて小説を読んでいるこちらも楽しくなってくるのですが、親友の方は純粋に能力が高くて自分自身がそれを正しく認識しているために自信に溢れています。これが周りを見下すことにつながり、粋がっているようにみえます。イキってます。
その良し悪しはそのキャラクターを好きになれるかどうかだと思うので是非好きになってください。
最後に主人公はその相棒を含めて少数精鋭のギルドを運営していくことになるのですがそのメンツが個性的でとても良いと思いました。しかしそのなかには男も含まれるため一部の人からは不満が出ていたのも事実です。まあ、気にしなくて大丈夫だと思います。
超硬娘がゲームを楽しみ、周囲を騒がすまったりとした物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
女主人公
主人公最強
VRMMO
超硬娘
