【小説家になろうオススメ】55.やってやられてやりかえされて のんびり出来ないハイスピードスローライフ
今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。異世界転移で主人公最強、ハーレムありです。
No.55 やってやられてやりかえされて のんびり出来ないハイスピードスローライフ
作者
藍玉 様
あらすじ
突然さっぱりなにもない空間に呼び出された紺野遊一郎は異世界の神によって神の勝負の駒として異世界に飛ばされる。
「報酬はあるといっても最長50年ってひどくないですかね。」
お供の気味悪い生物と一緒に開拓建築発展。似たゲームの知識をフル回転してうまくいってると思ったら・・・スローライフをハイスピードで駆け抜けろ。
出典:本小説あらすじより
感想
4柱の神による代理戦争、その駒の1つとして選ばれた地球にある日本で生まれ育った男が主人公の物語です。
この代理戦争は1柱の神につき3人の駒で計12人による戦いが行われ、その方法はシュミレーションゲームに似たシステムで自分とその勢力を強化して敵を倒していくというものです。
主人公以外の11人はシュミレーションゲームに馴染みがなく、主人公のみが早い段階でこのシステムを理解し他を圧倒する勢力を短時間で築き上げていきます。
この物語は初めは主人公が不気味な魔法生物達を使って地盤を固めていくのですが、この積み上げて行く感じがタイトルにもあるスローライフを演出していてとても私好みでした。不気味生物が可愛くてかわいくて、ホント最高です。
しかし、少しするとこの生物が美少女に変化して、主人公は周りを女で固めていくことになります。
このハーレムが悪い意味で『なろう』っぽくて、これさえなければといった感じなのですが、きっと作者様のモチベーションが続かないんだろうなとか考えると文句も言えません。
この戦いの面白いところは同じ神の元にある駒が味方とは限らなくて、違う神の駒が敵とは限らないところです。
この読み合い、だまし合い、足の引っ張り合いが良くて、強すぎる主人公には神から調整が入ったりして、とにかくこの代理戦争には色々なことが起こります。作者様が書きたいことを書いているからこそのオリジナリティがあります。
シュミレーションゲームのような世界で自分を鍛え、自軍を鍛え。そしてあらゆる障害を乗り越えていく男の物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価D
男主人公
主人公最強
ハーレムあり