【オススメ紹介】37.僕はおならで無双する【小説家になろう】
今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。異世界召喚、主人公最強です。
No.37 僕はおならで無双する
作者
温泉卵 様
あらすじ
※※※ご注意ください※※※
このお話には頻繁におならネタが登場します。決してお食事の際には見ないでください。クラス召喚されたけど、おならマスターだったので皆に笑われた。家に帰りたい、とにかくまずはこの先生きのこらなくちゃ。
おならの力を蓄えて、多分空だって飛べる筈。おならは健康のバロメーターなんだ。恥ずかしくなんてないんだからね。出典:本小説あらすじより
感想
異世界へクラス召喚された主人公は、手に入れたジョブが『おならマスター』だったために召喚者やクラスメイトに笑われ、無用な者として追放されてしまいます。
この物語は主人公が生きていくために最初に選んだ仕事こそ過酷なものでしたが、おならはレベルアップが容易でどんどん強くなっていきます。
主人公は精神的にも柔軟な強さを持ち苦戦することは基本ありません。
主人公と共に召喚されたクラスメイト達はいくつかのグループ分かれていきます。主人公グループ、勇者グループ、悪グループ、その他と。それぞれ警戒したり敵対したりはありますが、それでも主人公グループの安定感が半端ないので仲間達がやられてしまう心配はないかと思います。おならは最強なのです。
ただ、新たな不穏分子が現れてこれからどうなっていくのか少し不安な部分もあるのも事実です。戦いの規模が一段階大きくなってついに主人公の本領を発揮する場面が出てくるのか。それとも平和的解決を図るのか。物語が大きく動き出したこのタイミングは読み始めるには最適だと思います。
主人公はチート能力者なので女性にモテます。なのでハーレム要素もありますが、固定ヒロインが一人いるので+αはどうなるか微妙なところでもあります。
この小説の作者様の前作は有名なので知っている人も多いかと思いますが、前作は今作に比べてもっと硬派で情景の描写もしっかりしていた記憶があります。その事から考えると、このおならは息抜きで物語の進行速度を重視してるのかなとも思います。そういう小説なので腰を据えて読むと言うよりは深くは考えずさらっと読むのが良いかも知れません。こういう隙間時間に読むことの出来るものもまた緩くて良いんじゃないかと思います。
異世界へ召喚された主人公がチートを授かりおならをしまくる物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価C
男主人公
主人公最強
おなら