ドンキーの部屋

『小説家になろう』のおすすめと『中医学』に関するあれこれを紹介します

《小説家になろうおすすめ》16.目が覚めたら目の前にドラゴンがいたのでとりあえず殴りました。

今回は女主人公のダンジョン経営系ハイファンタジーを紹介します。チートあり恋愛要素なしです。

No.16 目が覚めたら目の前にドラゴンがいたのでとりあえず殴りました。

作者

和田好弘 様

あらすじ

両親、姉と、相次いで亡くした少女は、家族の葬儀の際に見た、人間の本質に絶望した。
 どいつもこいつも両親を、姉を悼みやしない。こんな世界でひとりでなんか生きていられるか。

 だから少女は自害した。だが、少女は目が覚める。

 そこは暗い暗い洞窟の奥底。そして目の前に聳えるは、どこからどう見ても巨大なドラゴン。少女は混乱し顔を引き攣らせながらも、この理不尽な状況にブチ切れた。

 ふっざけんな! 私はあんなのに殺されるために自殺したんじゃねーっ!

 激昂した少女はスタンガンを片手にドラゴンを殴りつける。

 訳も分からぬまま、こうして少女の新たな人生がはじまった。

「ようこそ、新たなる神よ。我々は君を歓迎しよう」

 え?

ダンジョンマスターとなりましょう」

 は?

 周囲に流されるまま、こうして少女の新たな神生がはじまった。

出典:本小説あらすじより

感想

自殺したはずが気がつけば目の前にドラゴン。そいつを殴り殺したら神にまで位階が上がってしまった少女が、姉を生き返らせるために神の務めを果たすことを決意し、サポートについてくれたメイドの準神と共にダンジョンマスターとして異世界で奮闘していきます。
この小説は主人公とメイドの2人だけの物語ではなく、そこにダンジョンでモンスターとして生まれ個性を獲得していった多くの存在達が登場します。そんな彼女らが1つの家族として異世界に存在感を示していきます。
個性的な人物が多く登場する本作の中でも特に良い性格をしているのがお姉ちゃんです。この独特な雰囲気を好きにならない人などいないのではないでしょうか。実際に目の前に居た場合はまた別の話かもしれませんが。
難しい設定などなく、主人公がとにかく強い。そしてそれに引っ張られるように他のダンジョンの存在たちも強くなっていきます。そして世界にその強さを知らしめていくのでノンストレスに読み進める事ができると思います。敵無しです。この軽く読めるのが小説家になろう良さで、手軽にカタルシスを得られるも重要な点だと思います。

異世界に神として転生した主人公がダンジョンマスターとして個性的な仲間たちと繰り広げるハイファンタジー。少しでも興味を持ってもらえたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
女主人公
恋愛要素なし

その他

各章ごと毎日更新
文字数 591,497文字

小説リンク

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今までの紹介まとめはこちら↓↓↓

donngy.hatenablog.jp