ドンキーの部屋

『小説家になろう』のおすすめと『中医学』に関するあれこれを紹介します

《小説家になろうおすすめ》10.罪咎の女神 ~~獄中死寸前のところでぶっ壊れスキルを手に入れました~~

今回は女主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公最強、一人ぼっちの寂しい戦いです。

No.10 罪咎の女神 ~~獄中死寸前のところでぶっ壊れスキルを手に入れました~~

作者

みゅにえ〜る 様

あらすじ

“帝国革命”により国を滅ぼされ、幽閉された少女ティーミスは、今際の際に出会った謎の男、ジッドから気に入られ、チートスキルを授かった。

自国を滅ぼした帝国、それに加担する数多の国々、本質から目を背ける民、偽りの正義に塗り固められた冒険者
秩序も混沌も、正義も悪も、全てを壊し尽くす為の、ティーミスの旅路のお話。

出典:本小説あらすじより

感想

とある公国の地下に眠る資源に目を付けた帝国がその国を滅ぼし、そこで貴族としては質素な生活を送っていた主人公を捕らえ投獄し、あらゆる欲の捌け口にされ拷問され、獄中で死にかけているところから物語は始まります。そしてそこで不思議な男に気に入られチートスキルを授かって脱獄して、帝国やその国民と、帝国に協力的な国々すべてに復讐していきます。
主人公が授かったスキルは確かにチートなのですが、だからといってそれで何もかも思い通りになる訳ではありません。脱獄した段階ではまだまだで、脱獄した主人公を追いかけてきた人間には手も足も出ません。それでも復讐を果たすために強くなっていきます。その為に行うのがダンジョンの踏破。ダンジョンに挑んだ人間の強さに合わせて難易度の変わるそれを幾度も踏破していくことになります。とはいえダンジョンへ挑むにも条件があるために繰り返し何度も何度もとはなりません。
この小説は復讐の物語なのですがその規模がとにかく大きいです。それはもはや1人vs世界の戦争と言っても過言ではない程の。ただ1人です。どこまでいっても、どれだけ力を付けようとも独りです。観測者である私の方が寂しくて苦しくなってしまいました。この戦いの先に未来がないことがわかるから余計に。

全てを失った少女がチートスキルを手に入れて、世界に復讐目論む酷く寂しい物語。少しでも彼女の行く末に興味を持ってもらえたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
女主人公
主人公最強
独り
復讐

その他

完結済み
文字数 884,565文字

小説リンク

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donngy.hatenablog.jp