ドンキーの部屋

『小説家になろう』のおすすめと『中医学』に関するあれこれを紹介します

《小説家になろうオススメ》11. 黒姫の魔導書

今回は男主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公は元日本人の魔導書です。

No.11 黒姫の魔導書

作者

てんてん 様

あらすじ

帰り道の交通事故にて死んだ杜人(もりひと)は、次に目覚めた時なぜか異世界の魔導書に宿っていた。そこから数奇な運命を辿り、使い手となる落ちこぼれの少女、レネと出会う。そして杜人はレネと約束を交わし、夢の実現に向けて走り始めた。手始めにしなければならない事は、目前の試験に合格する事。もちろん今は不合格街道まっしぐら中。落ちれば未来が閉ざされるかもしれない。そのため杜人は知恵を絞ってレネを引っ張っていく。ときに笑い(主に杜人が)、ときに怒り(主にレネが)、ときに泣き(たまに誰かが)、一緒に歩んでいく物語。

出典:本小説あらすじより

感想

魔導書に転生した主人公が長い旅路の果てに落ちこぼれの学院生レネと出会い物語が始まります。学院生レネから話を聞くと彼女には夢があり、その夢の実現のため二人三脚で歩んでいきます。
この物語は落ちこぼれレネを主人公が引っ張り、成長を促していく、その過程が主軸となります。最初は一人ぼっちだったレネに友人ができたり、その他にも色んな人達と関わって変化していく。そして主人公が転生者とは言え元はただの人間、失敗する事も当然あり、それを乗り越えることで深まっていく2人の絆も見所です。
この小説は熱い展開や登場人物から匂ってくる悲しい過去、これらをすべてコメディちっくに読みやすい文章でまとめ構成されています。その為100万文字を越える大作ながらも読み始めたらあっという間。次の日に響きますので夜更かしをしないようにするのが大変かもしれないですね。ただ時間さえあれば完結している作品なので安心して結末まで駆け抜けることが出来ます。

落ちこぼれの学院生がとある魔導書との数奇な出会いを果たし、願いのためにひたむきに頑張り、そして成長していく物語。少しでも興味を持ってもらえたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価C
男主人公
魔導書
落ちこぼれ少女

その他

完結済み
文字数 1,115,362文字

小説リンク

こちら

今までの紹介まとめはこちら↓↓↓

donngy.hatenablog.jp