ドンキーの部屋

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【小説家になろうオススメ】85.追放された異世界勇者 ―地球に転移しインチキ霊能者になる―

今回は男主人公のローファンタジーを紹介します。主人公は異世界人でハーレムありです。

No.85 追放された異世界勇者 ―地球に転移しインチキ霊能者になる―

作者

カール 様

あらすじ

世界を混沌へと変えた魔王を倒した勇者レイドは荒れていた。
ずっと仲間だと思っていたパーティ(3日前にギルドに紹介された人達)から「お前には付いていけない」と追い出されたからだ。
さらにその晩、自称神から「お主はちょっとやりすぎじゃから、とりあえず、地球行ってくんね?」と強制的に転移された勇者レイド。

 地球に転移し、神より勇実礼土という戸籍を与えられ偶然悪霊に付きまとわれていた女性を魔法で助けた事が切っ掛けで霊能者という職業で生きていくことを考える。マンションに住む地縛霊や、山の神、そして呪いに至るまで現実世界ではありえない魔法を霊能力と偽って祓っていく。
日本の漫画やお菓子にハマり、やや厨二病を拗らながら頑張るお話

出典:本小説あらすじより

感想

異世界で魔王を倒して世界を救った勇者が、そのあまりの強さに神さまから異世界への追放を言い渡されて日本に追いやられてしますことから始まる物語です。

主人公は異世界で魔王を圧倒するほどの強さを持つので、その安心感はとてつもないです。そしてそんな主人公が日本の心霊現象に霊能力者と偽って対処していくことになります。
物語の作りや展開が秀逸で驚かされ、ホラーの描写もなかなか不安感を煽ってくるのでどんどん読み進めることが出来ました。

そしてこの小説の面白いところが異世界人の主人公が日本の文化、特に料理やサブカルチャーにハマり厨二病を発症していくことです。
我々読者が過去に味わったそれを現在進行形で味わい、変化していく主人公に共感してしまうこと間違いなしです。
そしてついでに主人公の目を通して改めて日本の良さを感じることが出来た点も良かったなと思います。

この小説には良いところもたくさんあるのですが、そんな中で未成年である女子高生姉妹を侍らせるようになるので、ローファンタジーというどうしても現実世界と混同しがちになってしまう物語では、嫌な人は嫌かもしれません。
それでも少なくともそれだけを覚悟して読めばとても面白く、それなりに多い分量もあっという間に最新話まで追い付いてしまうと思います。

日本に転移してきた最強の勇者が送る霊祓師の物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価D
男主人公
主人公最強
ハーレムありで

その他

短期不定期更新
文字数 842,310文字

小説リンク

こちら

今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp