ドンキーの部屋

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【小説家になろうオススメ】99.『裏山で保護した野良犬がニホンオオカミだった。』

今回は男主人公のローファンタジーを紹介します。ファンタジーは少なめ、主人公は特別です。

No. 99『裏山で保護した野良犬がニホンオオカミだった。』

作者

アニマルドクターX 様

あらすじ

裏山で保護した犬がニホンオオカミだった話。






出典:本小説あらすじより

感想

田舎でのんびりしていた主人公の家に突然日本オオカミがやってくることから始まるローファンタジーです。

この物語では主人公が多くの珍しい生物と遭遇します。遥か昔に絶滅したと思われていた動物や、その実在を確認されたことはない未確認生命体など。
主人公と日本オオカミの出会いをきっかけに主人公の奇運は始まります。

そしてこの物語は現実世界をベースにしたものなので、当然絶滅したはずの生物が見つかれば国が威信をかけて厳重に保護しますし、主人公もそれに口出しすることはありません。
小説家になろうに染まり過ぎると、そんな当たり前を忘れて主人公が日本オオカミと一緒に暮らすのだろうと、私はこのタイトルを見たときに勝手にそう想像し、ちゃんと手順を踏んで国に報告した時にはそれだけで意外感を感じてしまいました。
このような事がこの小説に現実味を持たせている根幹であり、だからこそ面白いのだろうと思います。

そしてそんな主人公ムーブをしない主人公にもちゃんと主人公らしい体質があって、色々な生物達との保護的な意味での制約がありながらも関わっていく様子に和まされました。

ついでに普段関わる事がない絶滅した動物の名前を知ることができて、新しい知識が得られたのも満足感に繋がっているのかも知れません。

主人公が日本オオカミと出会い、それをきっかけに始まる様々な動物とのふれあいの物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価C
男主人公
珍しい動物
出会い

その他

更新停止中
文字数 111,500文字

小説リンク

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今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp