【小説家になろうおすすめ】48.JK無双 終わる世界の救い方
今回は女主人公のローファンタジーを紹介します。主人公強め、仲間も多くのいます。
No.48 JK無双 終わる世界の救い方
作者
蒼蟲夕也 様
あらすじ
空想上にのみ存在するとされていた様々な怪物が跳梁跋扈し、人類の文明社会が終焉を迎えてしまった現実世界。
ある日、主人公である“私”は、自身に特別な力が宿っていることに気づく。
戦えば戦うほどにレベルが上がり、新たなスキルや魔法を覚えていく者、――“プレイヤー”と呼ばれる人々の一員となった彼女は、自身の力を怪物退治と人助け、……それと、まったり終末ライフのために使うことを決めるのだった。
出典:本小説あらすじより
感想
これはゾンビが溢れかえった日本で、レベルやスキルがあるプレイヤーとなって仲間たちと終末を生き抜いていく物語です。
主人公は目立つことを好まず平穏に生きていくことを望むのですが、お人好しでもあるため救える命は救おうとします。
そして主人公はこの終末を生き抜く才能に恵まれていたためにレベルがどんどん上がり、強くなるにつれて出来ることも多くなり救える命も多くなることから忙しなく行動する羽目になります。
主人公以外の登場人物もしっかり終末を生きていて、それぞれの正義や思想、本能や欲望に従って生きています。
とくにプレイヤーにその傾向が強く、主人公の味方でもただ迎合するのではなく友人だからこそ共にいるが場合によっては……
今この小説は完結表記になっていますが、これは区切りのいいところで切られているだけで続編が存在します。
この続編を読んだとき初めは色々疑問に思って『?』が多かったのですが、今現在やっと話が繋がり、ここからがJK無双の本当の続編といった具合です。物語が繋がった今が一番ワクワクするかも知れません。
これは続編から読んでも問題ない構成になっているので、女主人公が苦手と言う人は続編から読むのもありだと思います。
世界にゾンビが溢れ特別な力を手に入れた主人公が多くの人を救おうとする物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価C
女主人公
主人公ほぼ最強
恋愛要素なし