ドンキーの部屋

『小説家になろう』のおすすめと『中医学』に関するあれこれを紹介します

【小説家になろうオススメ】119.隻眼・隻腕・隻脚の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~

今回は書籍化もしている男主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公最強です。

No.119 隻眼・隻腕・隻脚の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~

作者

すずすけ 様

あらすじ

 剣術や弓術が重要視されるシルベ村に住む主人公エインズは、ただ一人魔法の可能性に心を惹かれていた。しかしシルベ村には魔法に関する豊富な知識や文化がなく、「こんな魔法があったらいいのに」と想像する毎日だった。
 そんな中、シルベ村を襲撃される。その時に初めて見た敵の『魔法』は、自らの上に崩れ落ちる瓦礫の中でエインズを魅了し、心を奪った。焼野原にされたシルベ村から、隣のタス村の住民にただ一人の生き残りとして救い出された。瓦礫から引き上げられたエインズは右腕に左脚を失い、加えて右目も失明してしまっていた。しかし身体欠陥を持ったエインズの興味関心は魔法だけだった。
 タス村で2年過ごした時、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知らない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を無事解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術の探求に行き詰まり、外の世界に触れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。


出典:本小説あらすじより

感想

あらすじにあるのがこの物語の第1部1章にあたる部分で、ここまでがプロローグになります。
襲撃を受けたことによって生死を彷徨い、一命は取り留めたものの片腕と片足、それに片目を失った少年が魔法に興味を持ち、それ以外は二の次三の次の人生を送っていきます。

そしてプロローグが終わりあれから2000年として物語が展開していくことになります。

読者は主人公が魔法に狂気的なまでに興味を持っていることは知っていても、2000年経った現在どこまでの実力を持っているかわかりません。
そして久しぶりに森から出た主人公が外の変化に驚き、旅に出てトラブルを巻き起こし巻き込まれることで露になってくるその底知れない実力を楽しむ主人公最強ものです。
ただ主人公最強ものと言ってもそれによく付随するハーレムは現状なくて、それどころか恋愛要素すらないのでハーレム嫌いの人でも楽しめると思います。

そしてこの物語には今現在もわかっていないことが多々あり、それが少しずつ明かされていくのが本当に楽しいです。
まだまだ余裕を見せる主人公の底がどこにあるのか。

主人公は魔法や魔術中心の思考回路をしていて、決して善人ではないのでそこは注意していただきたいです。

魔法に憧れ魔法に取り憑かれた男が巻き起こすトラブル続きの物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。


評価

総合評価C
男主人公
主人公最強
恋愛要素なし

その他

不定期更新
文字数 389,047文字

小説リンク

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今までの紹介まとめはこちら↓↓↓
donngy.hatenablog.jp