【小説家になろうオススメ】124.あかないキミの、異能世界
今回は女主人公のハイファンタジーを紹介します。主人公最強で恋愛要素なしです。
No.124 あかないキミの、異能世界
作者
竜世界 様
あらすじ
異能者達が集う完全閉鎖領域「ガーデン」。そこで出現するゲーム空間「フィールド」で勝ち抜いた者のみが得られる『クラウン』により願いは叶うが、地球へ戻る願いが叶えられた例は無く、集めたクラウンと釣り合わぬ願いには死あるのみ。そんな世界で少女が選んだのはフィール【403 Forbidden】
【2023年01月25日活動報告に下書き情報】
第68話仕上げ完了……第69話仕上げ1周目。
・下書きはProgressⅧの最後まであります。
・女性主人公による一人称と三人称の両方を採用。その話数内での複合は無し。
・後書きの文量にインフレを感じましたら読まずに次話という手も。
・脱落キャラありですが、その際の描写は存在します出典:本小説あらすじより
感想
能力を持った人間だけが集められるガーデンで戦う能力者たちの物語です。
まずこの物語には主人公は存在するのですが、その出番はあまり無く、脇役達が時には協力し時には殺し合う、その様子が丁寧に書かれています。
主人公よりも登場回数が多い人たちが多く存在するので、物語の外にいる主人公とそれ以外の参加者の群青劇と言った方が的確かもしれません。
それからこの小説は第1話が結構不親切で何を言っているのか全然解らないと思います。実際私はそうでした。
前提となる知識がある程度ないと本当に難しいのでこの小説を読む人はわからなくともとりあえず４話までは読んで欲しいです。ここまで読めばこの小説の雰囲気が大体解ると思います。
ただここまでは主人公の出番も多くあるのですが、ここから1/10くらいになるので主人公には感情移入し過ぎない方がいいかもしれません。
出番が少なすぎてヤキモキします。
それからこの小説は地の文が独特でキャラクターの名前よりも容姿を優先して、容姿のみを描写して名前を読者に伝えないままことがあるのでその部分では少しハードルの高い小説になっています。
しかしその分だけ世界観にもオリジナリティが溢れていてこれらを乗り越えればとても面白い小説でした。
突然能力者の集う街に拉致された主人公が能力を駆使して生き抜く夢と希望の物語。少しでも興味を持って貰えたならば是非読んでみてください。
評価
総合評価
女主人公
主人公最強
主人公出番少なめ
