ドンキーの部屋

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《小説家になろうおすすめ》8.One/Hundred ~ "最強チートスキル"だらけのVRデスゲームに頭脳で挑みます

今回は女主人公の小説を紹介します。日本が舞台の命懸けの頭脳戦です。

No.8 One/Hundred ~ "最強チートスキル"だらけのVRデスゲームに頭脳で挑みます

作者

柏木 巧 様

あらすじ

一人一つ好きな能力を申請し、得た異能を駆使して最後の一人を目指すVRデスゲーム。
百人の参加者が目指す優勝商品は、高額賞金と好きな願いを一つ叶えてもらう権利。
各人が持ち寄った"俺だけの最強能力"同士が激突する中で、
プレイヤー『セナ』が選んだのは『洗脳』の能力だった。

襲い来るのは能力反射に時間停止、不死能力者、果ては死に戻り!?
リアル過ぎるVRゲームを実現している運営サイドの動きもどこか怪しくて……?

常に一人しか洗脳できないデメリットを抱えながら、セナは持ち前の頭脳でチート能力者達を蹴落とし突き進む。
考え抜いた戦略で百分の一の最強に至れ!

異能力サバイバル頭脳バトルがここに開幕する!

出典:本小説あらすじより

感想

主人公が手に入れた『洗脳』は脳の許容量の問題で最大で1人にしか洗脳し続けることができないのですが、それも納得の上でこの能力を申請しているのでデメリットという感じは特に無いです。100人のゲーム参加者それぞれが、皆自分が考えた最強の異能を手にした状態でゲームに参加してくるとわかった上で、主人公は『洗脳』に決めました。正直私は意味が分からなかったです。事前に主人公は超有能であるとほのめかされていたからこそ何か考えがあるんだろうとは思ったのですが、もっと強い異能などいくらでもあっただろうと。『自分の姿を見た人間は全て死ぬ』とか『自分が死んでほしいと思った人間はいつでも殺すことが出来る(相手を認識する必要あり)』とか。そんなことを思いながら読み進めていって「そういう展開になるの!?」と自分の先見性の無さにがっかりしたのを覚えています。
この物語は異能を使った心理戦がメインになってくるのですが、脱落者が出る度に頭の良い奴が生き残り、主人公の頭脳無双となることも無く、多くの天才による異能心理戦を見ることができます。
主人公がなぜ『洗脳』に決めたのか、もしも自分がこのゲームに参加したとして、我が異能でどの程度生き残れそうなのか。色んな見方があるかと思います。

臆病者で引っ込み思案なお爺ちゃん子が、優しい決意を実行するために挑むデスゲームでの頭脳戦。少しでも興味を持ってもらえたならば是非読んでみてください。

評価

総合評価C
女主人公
洗脳
頭脳戦
心理戦
集団戦

その他

週4更新
文字数 314,683文字

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